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バスタイムを彩る入浴剤

いよいよ夏本番の季節がやって参りましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は前回に引き続き、より効果的な入浴方法の一つとして「入浴剤」についてお話させて頂こうと思います。
最近では色んな種類の入浴剤が手軽に手に入るので、バスタイムに楽しまれていらっしゃる方も多いと思いますが、
入浴剤の種類や効果についてご存じでしょうか?入浴剤には6つの種類と効果があります。

1.無機塩類系
塩類が皮膚の表面のたんぱく質と結合して膜を作り、この膜が身体の熱の放散を防ぐ為、入浴後の保温効果が高く
湯冷めしにくくなるのが特徴です。
特に硫酸ナトリウムは皮下組織の賦活作用、修復作用などがあり、あせも、ひび、あかぎれなどの予防に効果的。
また、炭酸ナトリウムは石鹸と同じように皮膚の汚れを乳化し、清浄効果もあります。
各地の温泉地名をつけた商品が発売されていますが、これは無機塩類系に分類されます。

2.炭酸ガス系
炭酸ガスの血管拡張作用を有効利用したものです。湯に溶けた炭酸ガスは皮膚から吸収され、容易に皮下内に入り、
直接血管の筋肉へ働きかけ血管を拡げます。血管が拡がると末梢血管の抵抗が弱まるので血圧が下がり、
血流量が増えます。その結果、全身の新陳代謝が促進され、疲れや痛みなどが緩和するのです。
同時に温かい湯に入ってるならば血液が体表面の熱を全身へと運び、身体の芯まで温まる事になります。

なお皮下内に入った炭酸ガスは、肺から呼吸によって体外へ出るので、身体の中に蓄積するような事はありません。

3.薬用植物系(生薬系)
生薬の種類によって異なりますが、生薬に含まれている成分の働きと、独特な香りの働きから成り立っています。
生薬はそれぞれの長い歴史の中から生まれ、その効果は医療薬として、日本ばかりでなく欧米でも高く評価されています。
メカニズムについて最近は盛んな研究がなされ、除々に解明されつつあります。
もう一つの効果「香り」については、生薬に限らずアロマテラピー(芳香療法)は注目され、研究の対象となっています。
香りによるリラックス効果は脳波や自律神経などの測定により解明されてきています。

4.酵素系
酵素は医薬品の消化剤や洗浄剤などによく利用されますが、人間はもちろん、微生物や植物などの生物の体の中で作られ
たんぱく質や脂肪、澱粉などを分解して消化や洗浄を助ける効果を持っています。
入浴剤に酵素を配合する目的は、皮膚に無理な刺激を与えず、清浄する事で入浴効果を高める事があります。

5.清涼系(クール系)
主にI-メントールを配合して冷感を付与させたものや、炭酸水素ナトリウム、硫酸アルミニウムカリウムなどを配合し、
入浴後の肌にさっぱり感を付与させたものがあります。

6.スキンケア系
保湿成分が入浴中に皮膚に吸着浸透し、スキンケアを行なう。特に冬の乾燥時は、入浴後過度に角層中の水分が失われ、
肌のかさつきが起こりやすくなっており、入浴剤によるスキンケアが重要となります。また入浴で膨潤したお肌は、
浸透しやすい状態になっている為、保湿成分が肌の表面に吸着するだけではなく、角層内部にまで浸透していきます。
その結果、入浴後はお肌がしっとり、すべすべになります。
ストレスの多い現代社会では、入浴剤に疲労回復、肩こり、腰痛などの諸症状の緩和を求めるニーズに加え、
気分転換や癒し、リラックス、香りや色、肌触りを楽しみながら入浴が出来ます。
お風呂の効果をより高める入浴剤を上手り使って日々のバスタイムを充実してみてはいかがでしょうか?

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注)入浴剤によっては、給湯器やふろがま、ジェットバスなどに影響を及ぼすものがありますのでご注意ください。
入浴剤をご使用の際は必ず説明書をよくお読み頂き、指示に従ってご利用下さい。